生きる力を高める心のワークショップ「PReIS」の活動報告
3月16日 快晴☀。
メンバー5名、ボランティア1名、スタッフ4名の参加。
今日はみんなでお花見~!去年すごく楽しかったからとメンバーたっての希望です。
「去年のお花見、桜満開でキレイだったよね。」「ちょっと寒かったね。」
「今年は温かいといいね~」
そんな会話をしながら、のせやま公園に到着!
・・・さくら・・・どこ???(笑)
つぼみすらついていませんでしたが、みんなにとってはあまり重要では無い様子で
「ぽかぽかあたたかくて、気持ちいいねー」
(2回目なのに)「いつもの場所でご飯食べよう」
今回初めてのメンバーは戸惑った表情だったけど、「あっちだよ、一緒に行こう」
まわりのメンバーが気づいて声をかけている。
到着早々ですが、お弁当じゃんけーーーーん!
ここは大人も子どもも関係なく、ガチ勝負です。結果、スタッフ勝って先に選ぶ(笑)
でもみんな、自分の好みを選べたみたい。
ぽかぽか、いいお天気。
満開のさくらをイメージしながら、青空の下みんなで食べるご飯は最高に美味しい✨
食の好み、アレルギー。
自分の体調の変化、それへの対応の方法。
調べればネットにそれなりの情報はあるから表面的には理解していることもある。
だけどあらためて「自分のこと」誰かに話して、理解してもらったり、より上手に付き合うための知恵やアイデアをもらうことで、大切にされていると感じたり、試してみようと思えたりする。
リアルな繋がりの中でしか得られない、あたたかな気持ち。
いつも気が付くと円になっているPReIS。今日は青空の下で対話の時間。
年度の変わりでもあり、環境が大きく変化したメンバーも。
近況を報告しあいながら、それぞれの気持ちに触れ
「わたしもそうだったな」「自分はこんな風に悩んだ」
と、思いを紡ぎ合う。メンバーの声を聴きながら、スタッフも自分の思いを共有する。
お互いの声を大切にしながら、安心して自分を表現する時間が流れていく。
さてさて、来月から一年間、産休でお休みするスタッフに、みんなでメッセージを送ろう!
と、いうことで作業の時間。
ここも戸惑うことなく、みんなで自然に分担しながら作業が進んでいく。
「こんなのも書いていい?」
「こんな風なのもいいかも」
誰かの幸せを思って、アイデアを出し合う。
どんどんとアイデアが浮かぶ。
彼女たちの思いやりや発想は無限で、いつまでも尽きることなく時間が過ぎていく。
メンバーの思いとアイデアが詰まったスケッチブックを受け取ったスタッフも、みんなへの思いを伝えてくれました。
はじめてのことにチャレンジするスタッフ。がんばってね!!!
今日、久しぶりにみんなに会えるのが楽しみで眠れなかったというメンバーが帰りに
「家庭で、学校で、いろいろあったんだけど、ここでみんなとお話するのを楽しみにしていた。安心して自分のことを話していい場所」と話してくれました。
別のメンバーからは
「高校を卒業してもここに来ていいのかな。」そう聞かれました。
「もちろん。あなたがその時に望むのなら、スタッフとしてみんなと時間を紡いでいこう」と答えながら「こうして紡がれていくのかな。」そんな風に感じました。
また来月、会えるのを楽しみにしているよ。